ALL NOTES

会社員からフリーランスになった全記録|年収402万円から年収737万円まで

2020年の会社員年収402万円から、独立して年収737万円になるまでの記録です。月収60万円で参画した1件目、契約が終わってから次が決まるまでの5週間、単価交渉で月収70万円になるまでを、実額と日付で公開します。

これは、会社員からフリーランスになった私自身の記録です。「独立すれば収入が上がる」という話ではありません。「同じ道をたどれば同じ結果になる」という話でもありません。

ただ、身近に実例がないと、何年目にいくら稼いだのかは気になるものです。だからこの記録には、うまくいった時期だけでなく、案件が決まらなかった時期や、契約が終わった時期も含めます。

まず数字から

時期 状況 金額
2018年4月 IT企業に就職 月収21万円
2020年 会社員3年目 年収402万円
2023年7月 フリーランスとして1件目に参画 月収60万円
2025年4月 フリーランスとして2件目に参画 月収68万円
2025年 2件目の案件で通年稼働 年収737万円
2026年4月 単価交渉後 月収70万円

表の時期は、参画した月で並べています。ただし最終行だけは、月収70万円を受け取り始めた月です。報酬は翌月払いなので、稼働でいえば前月分にあたります。入金日の実際はレバテックフリーランスの振込日にまとめました。

2020年の年収は、正確には 4,021,968円 です。残業代と賞与を含む、会社員としての額面年収です。手取りではありません。

フリーランスの737万円は、経費・税金・社会保険料を引く前の売上です。会社員でいう年収にあたる、仕事で得た収入の総額です。ただし、額面年収も売上も、そのまま手元に残る金額ではありません。だから「生活水準が何倍になったか」という比較には使えません。この記事で記録するのは、月収と売上がどう変わったかです。

この2つの数字がなぜ同じ土俵で比べられないのかは、フリーランスエンジニアと会社員の年収を実額で比較に詳しく書きました。会社員時代の4年ぶんの年収もそちらに載せています。

月収21万円の会社員から始まった

2018年、IT企業に入社しました。最初の配属は組み込み系で、そこから少しずつバックエンド寄りの業務へ移りました。入社時の月収は21万円でした。

会社員3年目の2020年、年収は402万円になりました。残業代と賞与を含んだ額です。一定の収入はありましたが、仕事の選び方や働き方を自分で決められる範囲は広くありませんでした。

独立した理由は、収入だけではありません。積み上げてきたWeb開発の経験で、自分はどこまで仕事を選べるのか。それを確かめたかったからです。

独立直後は、すぐには決まらなかった

2023年に会社を辞め、フリーランスとして案件を探し始めました。しかし、想像していたほど順調ではありませんでした。

複数のエージェントに相談しても、1か月以上、案件は決まりませんでした。「経験年数があれば大丈夫」と言われていても、です。希望する仕事や働き方が、そのときの需要とかみ合わなければ、すぐには参画できないのだと知りました。

最終的に、2023年7月に月収60万円の案件へ参画しました。独立して最初の仕事です。ここから、フリーランスとしての売上が始まりました。

この1件目はテックビズ経由です。1年9か月参画するあいだの契約、税務サポート、振込の記録は、テックビズを1年9か月使った評判にまとめています。

契約終了と、5週間の案件探し

1件目の案件は、2025年3月に契約の延長が終わりました。次の案件が決まっていたわけではありません。そこから、また探すことになりました。

このときの案件探しには、約5週間かかりました。最初の数週間は商談まで進まず、その間に経歴書と希望条件を何度か見直しました。数回目の経歴書の修正後から、複数の商談が組まれるようになりました。通知を受けてから決まるまで何をしていたかは、契約が終わると言われてから次が決まるまで約5週間に日を追って書いています。

2025年4月、次の案件が月収68万円で決まりました。1件目の終了から次の参画までは、独立してからいちばん不安だった時期です。期間だけを見れば、独立時の案件探しとほとんど変わりません。ただ、その途中で経歴書を修正し、商談までの進み方が変わりました。

2件目はレバテックフリーランス経由です。案件が決まるまでの動きと契約の条件は、レバテックフリーランスを実際に使った評判にまとめています。

1か月以上案件が決まらなかった理由と、2年後に変えたことを読む →

月収70万円になった現在

単価交渉を経て、2026年4月に受け取る分から月収70万円になりました。交渉で効いたのは、普段の仕事の記録です。それをどう相手に伝えるかが重要でした。

ただし、案件も役割も契約条件も、毎回違います。月収が60万円、68万円、70万円と上がった理由を、エージェントや交渉だけに求めることはできません。条件の違う案件へ移り、求められる役割を果たした結果として、私の場合はこの金額になりました。

交渉のために用意した資料をどう組み立てたかは、特定につながる情報を除いたうえでレバテックフリーランスの単価交渉で月68万→70万円になった実例にまとめています。

売上737万円をどう見るか

フリーランスとして通年で稼働した2025年、売上は737万円でした。

これは請求額の合計です。ここから経費、税金、国民健康保険、年金を支払います。会社員時代の額面年収とこの売上を並べたのは、収入の規模感を確かめるためです。手取りや貯蓄額を比べるためではありません。

数字が上がったことだけを、独立の成果と呼ぶつもりもありません。案件が途切れる不安や契約終了、事務手続きや税金など、会社員時代には見えにくかった負担も増えました。それでも、「自分の経験をどう仕事にするか」を自分で考え続けられるようになったことは、独立して得た大きな変化です。

休みの取り方も変わりました。この3年で1か月級の休みは取っていません。どういう契約だと休みを作りにくいのかは、フリーランスは1か月休める?にまとめています。

このサイトで残していくこと

このサイトでは、2社のエージェントを通じて案件へ参画した実体験を中心に記録します。

良かったことだけを書くつもりはありません。判断を誤ったことや、当時は答えが出なかったことも残します。誰かにとっての唯一の正解ではなく、判断材料の一つになる記録を目指します。

参画したテックビズとレバテックの違いを読む →