案件が決まったあと、地味に気になっていたのが月末に何をやるのかでした。
作業報告書を出すらしい、請求書も要るのだろう、くらいの解像度です。調べても「登録から稼働開始まで」の説明は出てきますが、参画してからの毎月の話はあまり見つかりませんでした。
2社ぶん、実際にやったことを並べます。思っていたより似ていて、違ったのは3つだけでした。
参画先が特定される情報は書けないので、書けるのは締め切りと提出先と書類の名前までです。報告書の中身や金額は書きません。
先に結論
- 提出の流れは、2社ともほぼ同じでした。現場の上長に出して、エージェントのポータルに入力します
- 違ったのは3つだけ —— 締め切り、承認版の扱い、請求書
- 締め切りは当月末18時と、翌月の第3営業日15時
- ★ 請求書は2社とも手で作らずに済みました
- 承認が間に合わないときの手順が、片方には用意されていました
私が見たのは2社・各1案件です。「エージェントによって事務が違う」という一般論にはできません。
月末にやることを並べる
まず全体です。
| テックビズ経由 | レバテックフリーランス経由 | |
|---|---|---|
| ① 現場の上長へ | Excelの作業報告書を提出 | Excelの作業報告書を提出 |
| ② エージェントへ | ポータルに入力し、ファイルを添付 | ポータルに入力 |
| ③ 承認版の追加提出 | ★ あり(メールで別途) | なし |
| 締め切り | 当月末18時、又は業務後 | 翌月の第3営業日15時 |
| 請求書 | 自分では作らない(支払通知書が届く) | ワンクリックで自動生成 |
①も②も、2社ともほぼ同じでした。現場の上長にExcelの作業報告書を出して、そのあとエージェントのポータルに入る。ここは変わりません。
エージェントを変えるときに「また違うやり方を覚えるのか」と身構えていたのですが、月末にやること自体は、ほぼそのまま持ち越せました。
違ったのは③以降の3つです。
違い①:締め切りが当月末と翌月で分かれた
見落としやすいのがここだと思います。
| 締め切り | |
|---|---|
| テックビズ | 当月末18時、又は業務後 |
| レバテックフリーランス | 翌月の第3営業日15時 |
片方は当月内、もう片方は翌月です。
当月末が締め切りだと、最終営業日の業務を終えてから、その日のうちに出すことになります。月末の予定を考えるときに、ここは効いてきました。
なお、テックビズからは月内に複数回リマインドが届きます。「※重要※」で来て、それから「再送」や「※最終確認※」が続く形でした。
違い②:承認が間に合わないときの手順が、用意されていた
当月末18時が締め切りだと、現場の承認が間に合わないことがあります。上長の承認をもらってから出す流れなので、当然そうなります。
これについては、あらかじめ手順が決まっていました。
期限までに承認前のものをポータルより提出し、承認版は受け取り次第、あらためてメールで提出
つまり2段階に分かれているということです。締め切りを守るのは「承認前のもの」で、承認版はメールで後から追いかけます。
実際にどうなっていたかというと、承認版をメールで出したのはこの日付でした。
| 稼働月 | 承認版を出した日 |
|---|---|
| 2024年9月 | 10月2日 |
| 2024年10月 | 11月7日 |
| 2024年11月 | 12月5日 |
| 2025年1月 | 2月5日 |
| 2025年2月 | 3月6日 |
どれも翌月の初旬です。 締め切りは当月末ですが、承認版が揃うのは翌月に入ってからでした。2段階の運用が、実際にそのとおり回っていたことになります。
★ ここは知らないと焦るところだと思います。「当月末までに承認をもらわないと間に合わない」わけではありません。
⚠️ 私が参画していた2023年7月から2025年3月まで、締め切りの案内はずっと「当月末18時、又は業務後」でした。宛先だけは途中で変わっていて、承認版の送り先が経理部から営業担当に切り替わっています。
レバテックフリーランス側では、この2段階はありませんでした。締め切りが翌月の第3営業日なので、そのあいだに承認をもらえば一度で済みます。
作業報告書そのものが何で、報告した時間で何が変わるのかはフリーランスの作業報告書に書きました。
違い③:請求書は、2社とも手で作らずに済んだ
独立したとき、私は「フリーランスは毎月請求書を作るもの」と思っていました。2社とも、そうはなりませんでした。
テックビズ経由の案件では、私が請求書を作る場面がありませんでした。 代わりに毎月、テックビズの管理本部から「◯年◯月稼働分:支払について」というメールが届きます。添付されているのは支払通知書です。
添付の通り支払処理をいたします。内容のご確認をお願いいたします。
つまり、私が「これだけ払ってください」と出すのではなく、向こうが「これだけ払います」と出してくる形です。私がやるのは中身を確認することだけでした。相談があれば、メールが届いてから2日以内に営業担当へ連絡する決まりになっています。
レバテックフリーランス経由の案件では、請求書はプラットフォーム上でワンクリックで作れます。作業報告書に紐づいていて、内容が自動で入るためです。
仕組みは違いますが、自分でExcelを開いて請求書を組み立てる、という場面は2社ともありませんでした。
⚠️ 支払通知書に書かれている金額は載せません。報酬額そのものなので、フリーランスエンジニアと会社員の年収を実額で比較で公開している範囲を超えます。
報酬を前倒しで受け取る案内も来ていた
月末とは別に、毎月届いていた案内があります。即日払いサービスです。
- 通常の支払いは稼働月の翌月20日
- 申し込むと翌月の第1営業日午後に支払われる
- 手数料は5%
⚠️ 私はこの案内を受け取っていただけで、使ったかどうかまでは書きません。ここに載せているのは、そういう選択肢が毎月案内されていたという事実です。
⚠️ この5%は前倒しの手数料で、エージェントのマージンとは別の話です。マージン率は参画中も開示されていないので、この記事では扱いません。
振込日そのものはテックビズの振込日はいつ?とレバテックフリーランスの振込日はいつ?に書いています。
まとめ
- ①現場の上長へ、②エージェントのポータルへ、という流れは2社ともほぼ同じ
- 違ったのは3つだけ —— 締め切り、承認版の扱い、請求書
- 締め切りは当月末18時と、翌月の第3営業日15時
- ★ テックビズ側には、承認が間に合わないときの2段階の手順があった(承認前をポータルへ、承認版はメールで後から)
- 実際、承認版を出したのは5回とも翌月初旬だった
- ★ 請求書は2社とも手で作らずに済んだ(片方は支払通知書が届く、片方はワンクリック)
- 即日払いの案内が毎月届いていた(翌月第1営業日・手数料5%)
n=2社・各1案件の記録です。ただ、月末にやること自体はほぼ同じで、覚え直しにはならなかったのは確かでした。日々の現場で使うツールを比べたときも同じで、変わらない部分のほうが多かったです。
現場のツールが2社でどう違ったかは2社目の現場で変わったことに、2社の比較全体はテックビズとレバテックを両方使って比較に、テックビズ側の全体像はテックビズを1年9か月使った評判にまとめています。