独立してから1年9か月、会計ソフトを一度も使っていませんでした。
仕訳も帳簿も、自分では作っていません。それでも毎月の記帳は1回も欠けず、確定申告も2回終わっています。
「会計ソフトは使わなくても大丈夫だった」という話ではありません。使わずに済んでいたのには、はっきりした理由がありました。 そして、その理由が無くなったときから、会計ソフトが要るようになりました。
記録から、その両方を書きます。制度の説明はしません。 私が何をしていたかだけを書きます。
先に結論
| 時期 | 会計ソフト | 記帳をしていたのは |
|---|---|---|
| 2023年7月〜2025年3月(1年9か月) | 使っていない | 税理士事務所(記帳代行) |
| 2025年5月〜 | マネーフォワード クラウド確定申告 | 自分 |
- 使わずに済んでいたのは、記帳を代わりにやる人がいたからです。私は材料を集めて渡すだけでした
- 要るようになったのは、記帳代行が終わったときです。私の場合、会計ソフトが要るかどうかは記帳を誰がやるかで決まっていました
- カレンダーに残っている最初の作業は2025年5月9日。始めたのは前年の繰越と1月分からでした
- マネーフォワードにしたのは、すでに使っていた家計簿アプリ(マネーフォワード ME)に、お金の出入りが全部記録してあったからです
- 立ち上げには、カレンダーに記録した分だけで6時間20分かかりました
- ⚠️ メモに残っている引っかかりは、代行の数字と、自分で入れ直した数字が合わないことでした
- 料金はパーソナルミニで月1,408円。2025年7月から変わっていません(2026年9月時点)
1年9か月、会計ソフトなしで回っていた
独立して最初の案件は、テックビズ経由でした。参画していた2023年7月から2025年3月まで、テックビズと提携する税理士事務所の記帳代行を使っています。
このあいだ、私が毎月やっていたのはこれだけです。
- レシートをスキャンしてPDFにする
- モバイルSuicaの利用明細をPDFにする
- クレジットカードと口座振替の明細を、スプレッドシートに書き写す
- それをまとめてGoogle Driveに置く
まとまった時間を使うのは月末と月初の2回で、通常の月は35分から45分でした。レシートだけで毎月70枚以上ありましたが、この形で1年9か月回っています。中身はテックビズの記帳代行を1年9か月使った流れに書きました。
会計ソフトは、1回も開いていません。 開く必要がありませんでした。
帳簿は、返ってくるものでした
提出すると、税理士事務所から残高試算表と総勘定元帳が返ってきます。
仕訳をするのは事務所の側で、私はその結果を受け取るだけでした。確定申告も2年とも任せています。その記録はテックビズの確定申告を2年任せた記録にあります。
つまり、会計ソフトが要らなかったのではなく、会計ソフトを使う人が別にいた、というのが正確です。
要るようになったのは、代行が終わったときでした
2025年3月で参画が終わり、記帳代行も使えなくなりました。
記録を見ると、最後に会計データが返ってきたのは2025年3月31日で、2月分です。そこから先は、自分で記帳することになりました。
ここで初めて、「自分でやるなら、何でやるのか」を考えています。
会計ソフトが要るかどうかを決めていたのは、ソフトの側ではありませんでした。 記帳を誰がやるかのほうでした。
初めて会計ソフトを触ったのは、5月9日
カレンダーに残っている最初の作業は2025年5月9日です。件名にはこう書いています。
2024年度の繰越と2025年01月の記帳整理開始。
白紙から始めたわけではありません。 前の年の残高を引き継いで、1月分から自分で入れ直すところから始めています。
マネーフォワードにした理由
2日後の5月11日に、自分宛てのメモが残っています。
連携とかが楽だから、マネーフォワードかなぁ。
ここでいう連携は、家計簿アプリのマネーフォワード ME のことです。
ME はその前から使っていて、お金の出入りが全部記録してありました。 そのデータを会計ソフトにつなげられるのがいい、という判断です。すでにある記録を、そのまま使えると考えました。
いまも、家計簿アプリの側で分類してから会計ソフトへ送る形で回しています。
引っかかったのは、数字が合わないことでした
同じメモの続きです。
2025/01 を入れているところ。テックビズのやつと数字が一致しないので、あとでまた調べる。決算書みて、差分見て…
1月分は、代行の税理士事務所が一度処理して返してくれた月です。そこを自分で入れ直したら、向こうの数字と合いませんでした。 どちらの入れ方が原因だったのかは、記録に残っていません。
メモのとおり、代行時代の書類と突き合わせて、差分を見るという進め方にしています。代行から自分に切り替えるときは、前の数字との答え合わせが入る。私の場合はそうでした。
立ち上げは、記録に残っている分だけで6時間20分
5月から6月にかけての作業を、カレンダーから拾いました。
| 日付 | やったこと | 時間 |
|---|---|---|
| 5月9〜10日 | 前年の繰越と、1月分の整理を始める(深夜1時25分まで) | 170分 |
| 5月18日 | 1月・2月分を入力する | 70分 |
| 5月29日 | 有料プランに登録する | 25分 |
| 6月15日 | 交通費の明細をPDFにして、3月・4月・5月分を入力する | 115分 |
| 合計 | 6時間20分 |
これで1月から5月まで、5か月ぶんに追いつきました。 6月15日の最後には、次の月から同じようにやるための手順も書き残しています。
⚠️ この6時間20分は、カレンダーに記録を残した作業だけを足したものです。
料金は、月1,408円のまま
5月29日に登録したのは、マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルミニです。家計簿アプリのマネーフォワード ME は、その前から使っています。毎月の予算にはこう入れています。
| 使っているもの | 月額 |
|---|---|
| マネーフォワード クラウド確定申告(パーソナルミニ) | 1,408円 |
| マネーフォワード ME(家計簿アプリ) | 480円 |
パーソナルミニの1,408円は、2025年7月の予算に入れてから、いままで変わっていません。 ただしプランも料金も変わることがあるので、これは2026年9月時点の話です。
立ち上げたあとのこと
立ち上げたあと、そのまま順調だったわけではありません。
- 2025年7月から12月まで、6か月止まりました
- 年明けに溜まった分を片付けて、確定申告を自分でやったら12時間かかりました。内訳はフリーランスの確定申告を自分でやったら12時間かかったにあります
- そのあと月次に戻して、最初は110分だった作業が、2026年9月は25分でした。変えたことはフリーランスの記帳が続かないに書いています
立ち上げは6時間20分で終わりましたが、そのあと6か月止まっています。
使わずに済んでいた条件と、要るようになったとき
最後に、私の場合を整理します。
使わずに済んでいた条件
- 記帳を代わりにやる人がいた(税理士事務所の記帳代行)
- 渡すものの形が決まっていた(PDFとスプレッドシートをGoogle Driveに置く)
- 区切りが外から来ていた(毎月、送る時期が決まっていた)
3つとも、自分で用意したものではありません。 代行の仕組みの側にそろっていました。
要るようになったとき
- 記帳代行が終わって、帳簿を作る人がいなくなったときでした
- 私の場合は、最後の会計データが返ってきてから1か月あまり後に、会計ソフトを触り始めています
会計ソフトを使わずに回っているなら、いま記帳を誰がやっているのかを見ると、自分がどちらに近いか分かると思います。私の場合は、そこが変わった月から要るようになりました。
まとめ
- 独立してから1年9か月、会計ソフトを使っていなかった
- やっていたのは、レシートと明細をPDFとスプレッドシートにしてGoogle Driveに置くことだけ。通常の月は35〜45分
- 使わずに済んでいたのは、記帳を代わりにやる人がいたから
- 記帳代行が終わって、要るようになった。 最後に会計データが返ってきたのは2025年3月31日(2月分)
- カレンダーに残る最初の作業は2025年5月9日。始めたのは前年の繰越と1月分から
- マネーフォワードにしたのは、すでに使っていた家計簿アプリ(ME)のデータをつなげられたから
- ⚠️ 引っかかったのは、代行の数字と、自分で入れ直した数字が合わないこと
- 立ち上げはカレンダーに記録した分だけで6時間20分。これで1〜5月の5か月ぶんに追いついた
- 料金はパーソナルミニが月1,408円、家計簿アプリが480円。パーソナルミニは2025年7月から変わっていない(2026年9月時点)
独立するときに何を準備したかは、会社員からフリーランスになった全記録にまとめています。